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先のエントリで音楽の話題が出たので、ここ最近お気に入りのアルバム/アーティストについて記してみたい。 最近のお気に入りアーティスト、まず一つめはBRAD MEHLDAU。 元々先輩の女性に借りた「PLACES」というアルバム(ドライブにオススメ。3曲目の"Madrid"がよい)を聴き込んでいたんだけど 、今回はそれに加えてiTMSで見つけた「Alone Together」というミニアルバム。 これが値段の割にいい(¥900だった)。ゲストとして参加しているライブだからか(Lee KonitzとCharlie Hadenとのトリオ構成)、ともすれば過剰とも思える彼のピアノテクニックがイイ感じで抑えられていてうるさくない。早朝とか夕方~夜にかけて、それ程速くない速度でクルマを走らせているときにもいいし、リビングでiPodをプリメインアンプに繋げて鳴らすのもいい(飲み物はバーボンで)。 次は「Anything Goes」でも聴いてみようかしら(Radioheadのカバーも入ってる!)。 で、もうひとつはベタではありますがJamiroquai。以前も結構聴いていたけど、最近出たベストを買ってしまったところ、新曲がかなり良くてこれもヘヴィローテーション中。 そもそも3000万枚も売り上げているアーティストでるからして、当然キャッチーには違いないのだが、ジェイ・ケイの創り出すサウンドの魅力は単にそれだけではないように思う。何というか・・・完璧。 何を持って完璧というかは意見の分かれるところではあるが(それに完璧だからイイとは限らないのが音楽の不思議なところでもある)、Jamiroquaiに関していえば、「余分なものがない」という点に尽きる。しかもあらゆる部分において。 ボクの所見なのでナントモカントモだが、大抵の曲は「サビは良いけどイントロはどうも・・・」とか「ここでホーンセクションなんかいらないのに。新しく楽器覚えたんかな?」とか「そのSEは1回だけでいいのに」とか「カッコイイメロディだけど、そろそろ終われよ」とかどこかに少なからず不満があるものだ。 でもJamiroquaiには、そういうの↑がほとんどない。結構な割合でストリングスが入ってる曲が多いのに、薄っぺらい高級感は皆無だし、打ち込み系の音も主張しすぎず、かと言って軽すぎない。思うにジェイ・ケイ独特の声質と外し方まで正確なピッチ、何よりも絶妙なベースにその秘訣はありそう。まぁ音には全く持って素人なのであくまでもそんな気がする、というだけだけど。 そんなわけで、ルーツをたどればJazzという繋がりはあるのかもしれないが(Jamiroquaiは元々Acid Jazzのカテゴリと捉えられていた)、正確でテクニカルな演奏スタイルにこそ、その魅力があるのかもしれないと思う二人が最近のお気に入り[音楽]だ。 +++ ちなみにJamiroquaiのベスト、初期ロットにはDVDが付いてくる。これだけでも買う価値あり、の超オススメビデオだ。 フェラーリはじめスーパーカーが登場する「Traveling without Moving」はもちろん、「Runaway」「Feels Like it Should」の二作はクール!そう、ジェイ・ケイは踊りもいいね。 それはそうと、CDを買ったのはすごく久しぶりだなぁ。SONY系はiTMSにはいないもんね。困ったもんだなぁ。
by cyberoptic
| 2006-12-05 00:55
| カルチャー
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