検索
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2007年 03月
2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 07月 最新のトラックバック
タグ
Links
My Blogs
・"Blogger"(google.com) ・"livedoor"(not updated) ・関心空間 My Favorite Services: ・Enjoy! Photoback ・テクノラティ(プロフィール) My Benchmarks: ・Life is beautiful ・発想7日 ・Joi Web ・Future Planning Network My Favorite Blogs: ・モノへの異常な愛情 ・KAI_REPORT ・Knowledge Base Weblogs ・グラッタルスィ ・泥中の蓮 ・Out Logic ・tanigox lab ・食い倒れ日記 ・Cyberlogue Institute ・熱帯魚・金魚・犬 ・Marketing PURISM ・ウケる技術 ・小林雅のブログ My Favorite Communities: ・Euro Beer ・Audi Style.com ・T-WALL ・Sports Cafe Info. +++ How to contact me: ・email:cyberoptic@excite.co.jp ・SNS: GREE&mixi are available フォロー中のブログ
Entrepreneur...
sudigital af... バルセロナ散歩 Barc... 内沼晋太郎「ぼくたちが本... カメラ日和編集部日記 “... 東京ビールハンター(20... ブルックリンへようこそ 黒部エリぞうのNY通信 Le Rayon vert カシアス | E&J カ... マンガ狂時代 ハナウタ Audi A4 モディフ... ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
久しぶりに、恩師・堀内さんのblog「発想7日!」恒例の【黄金の金曜日】に参加。今回のお題はズバリ「センス」。 1. 最近「センスがあるなあ」と感じた人・モノ・サイト・シーンなどを一つ挙げ、 思いついたのは、先頃読了した書籍「Revolution in the Valley」の内容と造り、そしてデンマークの腕時計「SKAGEN」の二つ。 「Revolution in the Valley」は、"The Insanely Great Story of How the Mac was Made"という副題の通り、初代Macintoshの開発者(Andy Hertzfeld)だからこそ書けるディテール感あふれる当時の記録で、下手なドキュメンタリーなど足下にも及ばない興奮が味わえる(Macを発表する若きSteveのスピーチは鳥肌が起つ)。 それを読むと、今更ながらMacintoshはセンスが溢れているなぁ、、と感じる。何故かと考えてみると、モノヅクリの過程で「こうあるべきだ」的な哲学、そして「これが世界を変える」という情熱があるからだろう。本を読むと、それはSteveのみならず、開発に関わった全員に(共通のものではなくとも)確かに存在していたようだ。なんとも羨ましい話だ。そうありたい。 で、そうした内容もさることながら、本そのもの=装丁にもセンスを感じた。原本に忠実な片辺19cmのほぼ正方形、Apple秘蔵の写真を含む、貴重な図版資料を多数掲載したというその中身はオールカラー。パーソナルコンピュータにデザイン面においても革命を起こしたマシンと思想を扱う本として納得の判型と仕様。ここにも「こうあるべき」的哲学と情熱を見た。 常々、料理と同じく、中身にあわせた器というものがコンテンツにもあるべきだと思っているが、最近はその逆(=仕組みにコンテンツをあわせる)が多く、自らも仕事においてそれを意識しすぎていたように感じられていた。この装丁・仕様(そしてこの価格)で刊行を敢行(スイマセン)したオライリージャパンには、重要な事を思い出させてくれたという点で「センスがある」としたい。 もうひとつの「SKAGEN」は、「スカゲン」あるいは「スケーエン」とも呼ばれるデンマークの腕時計(メーカー)。嫁様が私への誕生日プレゼントを(北千住にて)物色中、一目惚れして即決購入したのだが、その求めやすい価格(swatchより少し高いくらい)に対して、かなり「センス」がいい。そしてそこにもあった。哲学が。 ブランド名の由来でもあるスカンジナビア半島最北端の美しい街に住むデザイナー夫婦曰く「デザインの美しさと品質の高さは必ずしも高価である必要はない」。 ふむ。確かに。この時計、身に着けているとわかるが「過不足がない」。工業製品としてもクオリティが高いし、デザインも奇をてらわずセンスがよい(例の「デザイン面における北欧神話」みたいなものも少しは影響しているのかもしれないが・・・)。 +++ こうした「センス」というもの、元を辿れば、哲学や情熱、そしてそれらを語るストーリーの数々が生み出しているものだと思うが、単純にそれを使う人にとっては何が一番響くものなのか。 そのことについて考えていたとき「はてな」のCTO、伊藤さんがMac OSXへの感想として記していた以下の文章を読んで、なるほどなぁと思った。 --- (前略)・・・使い易いとかそういう事よりもやっぱり「いいもの使ってる感じ」っていうのが一番大きい気がします。(中略)・・・日々ヘビーに使うツールを良い感じのルック & フィールで使えるとか、そういうちょっとしたことの積み重ねが、満足感を高めてくれてる気がします。・・・(後略) --- ふうむ。言われてみれば、周りの「センス」のあるモノやヒト、コトは、そうしたルック&フィールを備えている。あるボタンや言葉が存在する(発せられる)場所やタイミングが「良い感じ」であること。ストレスなく使えてつきあえること。それが私にとっては「センス」のあるモノやヒトだったりします。 確かに単純にデザインに走ったものは格好は良いとは思うけどセンスを感じることはないなぁ。 例えばこれ。使いにくい。つまり私にとってはセンスがない。・・・格好いいんだけどね。格好いい≠センスがいい、ということか。
by cyberoptic
| 2006-01-20 14:14
| 黄金の金曜日
|
ファン申請 |
||