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欧州/英国圏で放送されている新型Audi-A6のCMが話題。ノーマルのA6ではなく"quattro"(同社が誇る四輪駆動システム)モデルの広告だが、何がスゴイってこの写真を見て欲しい。 クルマがスキーのジャンプ台、駆け上ってます。静止画でも鳥肌が立ちますが、実際の映像もかなり肝っ玉冷えます。 quattroの高性能を端的に表している良いCMですが、実はこれ19年前に放映されたCMのリメイク。世界最初の量産型かつ安定高速走行を目的とした四輪駆動システムであるquattroが25周年をむかえるにあたって、広告でその原点である性能の高さを端的に伝えるべく企画されたらしい(詳細はここ)。 しかしこのquattroこそブランディングの勝利。今でこそ特にこれがダントツ!ってところのない一般的なフルタイム四輪駆動システムだが、当初よりWRC参戦(優勝)やCMなどで、高速安定性や安全性、それを裏付ける技術力をひとくくりにして"quattro"というブランドを形作り、それがプレミアムブランドたる同社の全てのモデル(quattoro以外のFFモデル)を牽引する事に成功している。実際自分もAudiを購入する際「やっぱquattroが欲しいよなぁ」とモデルに関係なくまず思ったし、色んな友人からも「Audiにしたの?quattroなの?」とまず聞かれたのが印象的だ。 同社は現在も「技術による前進 (Vorsprung durch Technik)」を標榜しており、最近では"DSG(ダイレクトシフトギアボックス)"というほぼF1マシンと同じ(ほんとうの)クラッチレスシフトシステムを浸透させつつある。A6〜A8といった大排気量モデルに搭載が可能になれば結構"来る"のではないかと思っているが、こうした先端を走る技術をうまくブランディングと販売に結びつけていく点は素晴らしい。 ちなみに日本車で考えると"GT-R"はそれに近いかもしれない。日産のスカイラインという車種における1モデルでありながら、"GT-R"という言葉のみでスカイラインを、そして日産を体現することができる。ただ、Audiがquattroを全ての車種の最高級モデルとして持っているのとは異なり、スカイライン一車種のみのモデルとして限定されている点でブランドの力が及ぶ範囲は限られる。そういう意味ではGT-Rを初めとする日産車が採用している四輪駆動システムATASSA(アテーサ)がquattroと同様のブランド力を持つべきものかも知れないが(実際、それを狙っていたとは思うが)成功しているとは言い難い。 翻って考えてみるに、私のいる世界ではどうだろう?まず先端を行く技術というものがあり得るのかが疑問。個人的には「ない」と思っているが、おそらく個別の技術の応用の仕方に斬新さや圧倒的利便性があることは少なくとも必要だろう。 ただインターネット上のサービスの場合、特にコンシューマ向けサービスの場合は、その技術を使う人間は(こちらが望む望まないに関わらず)あらゆる世代、あらゆる地域のあらゆる人々になる可能性があり、彼らを通じてのみ市場への浸透・ブランディングを図っていくことが求められるので、出来上がったものを「これいいものだから使えよ」と提供するのは難しい。 最終商品を提供するためのwebサイト、そこに引っ張ってくるためのプロモーション。走りながら考え、かつ手を動かす事が求められる。それができているかは、疑問。
by cyberoptic
| 2005-04-26 17:43
| クルマ
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