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クリスマス休暇で二週間ほどゲームがなかったリーガエスパニョーラが7日から再開。早速WOWOWでも三試合の放映があり、全国高校サッカー選手権の決勝(作陽vs盛岡商業)を前に、セビリアvsサラゴサ、バルサvsヘタフェの二試合を観戦。 以下、試合結果載ってます。 +++ まずセビリアvsサラゴサ。 今シーズン超攻撃的サッカーで大躍進を続け休暇前には暫定とは言えリーグ1位の位置を確保しているセビリアと、アイマール&ミリート兄弟の活躍もありCL出場圏内の5位につけているサラゴサとの一戦は、試合前から打ち合いの予感で期待も高まる。果たして、素晴らしい内容で非常に見応えがあった。結果は2-1でサラゴサが勝利したが、ダレッサンドロの素晴らしいCKからディオゴが頭で右隅に決めたサラゴサ、ダニノ・アウベスの鋭い切り込みから1点を返したセビリア、どちらが勝利してもおかしくない一戦だった。 終了間際、ディオゴとファビアーノがガチで殴り合うという不祥事はあったものの、今節のベストゲームと言ってよいだろう。 サラゴサ、あまり注目してなかったが今回のゲームでファンになった。残りのシーズン、応援していきたい。 --- さて、お次はバルサvsヘタフェ。 これは1-1の引き分け。ビッグクラブ相手に貴重な勝点1を獲得したヘタフェにはまずまずの結果だが、バルサファンにとっては、あまり見所はなく不満の残る内容だった。 原因のひとつは、バルサのコントロールタワーであるデコの不在。ロナウジーニョと仲良く警告累積で欠場した彼がいないことで、中盤にためをつくることができず(イニエスタはキープはできるがその場に留まることができない)ロングボールが目立つ単調な攻撃に終止したバルサは、いつもの躍動感と得点の予感が希薄で、シャビのFKによる1得点に終わった。 中盤が支配できなかったにはエヂミウソンの不調もあるだろう。体が重そうでボールチェックも遅くパスにも精度を欠いていたが、モッタが風邪のため(これだから彼はスタメンとれないんだ)仕方なく出ているという感じだった。彼がいつも通りであればデコの不在があそこまで響くこともなかったもしれないので、何とか復調してほしいものだ。 頑張ったのはマルケスとバルテス。エヂミウソンほどではないがちょっと体の重そうなプジョルを絶妙なポジショニングでカバーしたマルケスと決定的なシュートを二発、超人的な反射神経で防いだバルテスがいなければ、3点くらい入れられてもおかしくなかった。 今回のゲームで、デコの不在、ボランチの不調が思いのほかバルサの出来に影響することがわかった。怪我の多いFW陣は、それでもグジョンセン、サビオラ、エスケーロなどバックアップは豊富なので(エトオの代役にはなり得ないけど)それほどは心配していないが、デコはデコしか代わりがいないし、中盤の底はエヂミウソンorモッタしかいないという状態は不安だ。ジェラードとか来ないかな。もう一回ダービッツ呼ぶとか。 --- それはさておき、リーガが再開されて嬉しい。しばらく休日なのにフットボール中継が観られない日が続き(天皇杯&高校選手権なんて・・・)クリスマス休暇のないプレミアを放映しているスカパー!に移ることも検討してしまったくらいだ。 そして実況と解説の素晴らしいこと。鈴木健@Fuck'n日テレと武田&ゴン中山は、久保田光彦と信藤勝彦&岡ちゃん(岡田武史)の爪の垢を煎じて飲みまくって欲しい。いらんのだよ、取材ネタは。試合の実況とプロから見たプレイ、選手の特徴について語って くれたまえよ。
by cyberoptic
| 2007-01-08 07:51
| サッカー
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