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大阪出張時に購入した、梅田望夫さんによる『ウェブ進化論-本当の大変化はこれから始まる-』を読了。 久しぶりにページの肩に折り目をつけながら読み進めた。短い時間で読み進めることができながらも、読み返して考えることのできる内容。新書としては100%満足。文句なしに買い。 著者の梅田さんとは面識はないが、CNETでの連載で「そう、そうだよなぁ」「なるほど~そういう喩えがありましたか~」と独り得心をしつつ読んでいた記憶も新しく、恩師の出版した本を読んでいるような気持ちになった。それにしてもこういう人物が取締役を務める(株)はてな、そして氏に"キラリと光る逸材"と言わしめる近藤社長にますます興味大な今日この頃。 さて、本の中では個人的には、以下の下りが印象に残った(他にもたくさんあるけど)。 ロングテールの比喩でいえば、これまでメディア組織は、ロングテールにおける「恐竜の首」の部分を押さえてきた。誰がプロフェッショナルとして表現行為を行ってよいのか、国民全体の中で誰が「恐竜の首」部分の表現者なのか。プロフェッショナルを認定する権威は、メディア組織が握っていた。無数の表現者予備軍には、表現機会がほとんど与えられなかった。しかし、ブログの登場が、そのロングテール部分を豊かに潤し始めた。これまでは表現者の供給量を上手にコントロールしていたメディアだったが、ロングテール部分に自由参入を許すブログの出現によって、コンテンツ全体の需給バランスは崩れ始めたのだ。(第四章 ブログと総表現社会) 私は5年前、現在の会社が設立されるに伴い、母体である精密器機メーカーから、Webサービス、そして書籍を中心としたコンテンツに関わる仕事へと転身し、出版社を中心とする伝統的なコンテンツホルダーと関わるようになったのだが、その際強烈に感じたのは、旧メディア、梅田氏の言う「こちら側」の閉鎖的な「村感覚」、そして飽くことなく繰り返される「コンテンツの一方通行」だ。そうした環境に対して、インターネット+オンデマンドプリント+SCMを組み合わせたソリューションを提供してきた我々のビジネスは、当初「コンテンツ流通におけるデルモデルの構築」を標榜していた。それは、在庫が発生しない完全受注生産方式をベースにしたコンテンツ・カスタマイズを実現し、ユーザーがコンテンツの編集に介入できる仕組みをつくることで、流通の上流にエンドユーザーの意思を反映させようとするもの。 おかげさまで、いくつかの分野では、そのコンテンツ流通の形を変えるまでに利用されるに至り、事業としても微増ながら着実な成長を遂げてはいるが、よくよく考えてみると、カスタマイズの素単位となるコンテンツのクリエイションは、いままでと変わらない構造の中で行われており、双方向化したとは言い難いのが現状だ。 +++++ ただ、一昨年末から始めたPhotobackというサービスを契機に、その辺の環境が変化(進化)を遂げているように思える。 Photoback:http://www.photoback.jp/ このサービスでは、コンテンツを持っている&創り出すのは、ユーザー自身。我々が提供するのは、それらのコンテンツをあるルールにしたがって編集し、最終成果物としてのリアルな写真集として手元に届けるまでのWebサービスとサプライチェーンだ。 つまり、市井の人々がコンテンツの創造プロセスに主体的に関わることのできるツールをインターネット上に用意しただけではなく、そこから紙メディアへの出力を備えているということ。 これって(自分たちでは気付いていないかもしれないが)案外、凄いことじゃないだろうか?『ウェブ進化論』を読んで、そう考えた。 コンテンツのクリエーションをサポートするWebサービス(「あちら側」)と、コンテンツをリアルメディアにするサービス(「こちら側」)。 そのどちらか1つを手がけている会社は多いが(前者は特に隆盛)、その二つをシームレスに繋げているところは、まだ少ない。 現在、Photobackに続く新規サービスをいくつか企画中だが、今回考えたことを念頭に、全ての潜在的表現者を対象にした「群衆の叡智」がカタチになるための、我々オリジナルの『ウェブ&メディア進化論』を創りあげることができれば・・・。かなり楽しいことになるかもしれない。 そんなこんなで、2日連続でいろいろ思索を巡らした私でした。 ※ちなみに『ウェブ進化論』は通称・梅田本、『「へんな会社」のつくり方』は通称・近藤本と言われるらしい。2冊目以降はどう呼称?
by cyberoptic
| 2006-02-16 07:37
| 日記
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