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中島聡氏(UIEevolution Inc.CEO)の人気ブログ『Life is beautiful』で連載中のこのシリーズが面白い。オリジナルはDion HinchcliffeというUSのITコンサルタントのブログにある「Ten Ways To Take Advange of Web 2.0」というエントリで、それに中島氏が独自の考察・解説を加えているのだが、シンプルでありながら具体的で示唆に富む。2月10日のエントリは「その4」について以下のようにコメント。 "Provide Continuous, Interactive User Experiences" 個人的に面白いなと感じたのは、少し遡って2月3日のエントリ。 "Encourage Unintended Uses" ウェブ・サービスを作るときは、あまりきっちりと型にはめずに、少しルーズに作っておいた方が、ユーザーがクリエイティビティを発揮できる なるほど。確かにWikiやSNSなどは、ルールはあるものの、その中でユーザーがどう動くか、遊ぶかについては、割と自由度が高く、それがサービスの魅力を増している。ところで私は、Photobackというデジタル画像編集・製本のネットサービスを企画・開発・運用しているわけだが、この自社のサービスWeb2.0的考え方&技術をもっと応用できるか、と考えてみた。 +++++ まず、現在のPhotobackでも「インタラクティブなものにして使いやすく」ということは当然心がけている。 たとえば編集画面(Studio)のユーザーインターフェース部分では非同期通信なことは行っている(Flash+ActionScript:写真集のブランクページに、画像のサムネイルをドラッグして放り込むという動作に利用中)。これにもし付け加えるとすれば、[HELPモード]をONにした状態で各ボタンやエリアの上をマウスが通ると、簡単な使い方やTipsなどが表示されたりとかしか、今のところは思いつかない(←アイデア募集中です)。 編集画面以外だと・・・・たとえば、自分の作品を発表できるSTAGEというエリア。 ここに双方向性を持たせて、コメントやTBピングを受け付けられるようにすると、ユーザー間で面白いコミュニケーションが生まれるのでは?もしかしたらP2Pな取引が生まれ、アマチュア写真家がPhotobackを使って作品を発表&販売したりするモデルが生まれるかもしれない。いずれにせよ、コミュニケーションの方向を増やすことで”想定外の使い方”が生まれそうだ。 ただ・・・想定外という言葉について考えてみると、今までのPhotobackでは、むしろユーザーの動作や行動を制限することで逆に創造性を発揮してもらおう、という意図があったことも忘れてはならない。なんでそんな理由がまかり通るかと言うと、このサービスがWebのみで完結するものではなく、それが製本された紙メディアとしてユーザーの手許に届くから。 紙媒体はWebと異なり"レイアウト・ドリブン"が基本(Webはコンテンツ・ドリブンと言える)。したがって、不特定多数の”編集アマ”が作成する作品のクオリティをコントロールするには、あらかじめテンプレートを規定することが有効だ。実際、Photobackでは、極端にセンスの悪い作品が作られている印象は少なく、アンケートを見る限りユーザーの満足度もかなり高い。我々があえて制限している自由度が寄与していると思われる。 うーむ。梅田望夫氏言うところの「こちら側」のメディアである紙媒体と「あちら側」のWebサービスを繋げたサービスにおいては、Web2.0的ポリシーと馴染まない部分が出てくることは避けられないのか・・・(『Web進化論』より)。 しかし。よく考えてみれば、我々は商品であるPhotobackを写真集ではなくメディアと位置づけており、その中身は写真であったり絵本であったり、句集であったり様々だ。そして彼らはそうした作品を真ん中にユーザー同士、交流が始まったりしているのも事実。 ということは、「こちら側」においても、充分自由度の高い、遊びのある利用方法を提供することは可能だということ。ただ、それにはPhotobackを編集したり、あるいは鑑賞したりする部分に、インタラクティブな部分を設けて、「こちら側」と「あちら側」をうまく橋渡ししてあげる必要がある気がする。 逆にそれが実現できれば、Webアプリケーション間の連携に留まらない、リアルメディアをからめたインタラクティブなサービスが提供できるだろう。それはすなわち“コンテンツがユビキタスになる”こと。それが我々にとってのWeb2.1になる。 ここまで書いてもうまく考えはまとまらないが、現段階で、PhotobackにWeb2.0的要素が必要かどうかは議論が必要だとして、少なくとも「今よりももっと使いやすくて繋がりやすいWebアプリケーションであること」は、常に意識して目指す必要がある、そんな風に思った。
by cyberoptic
| 2006-02-14 21:36
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